浅瀬のはずが沼でした

K-POPの上澄みをすすって生きています。

【VIXX】「Scentist」は次の活動への布石

東京公演でヒョギが怪我をしていて心配です…。公式発表では、状態も安定し回復に向かっているとのことなので、ひとまず安心です。大阪公演は5名で立つんですね。早く良くなって、元気な姿が見られるように祈っています。

 

現在VIXXは3rd full album「EAU DE VIXX」を発売し、精力的に活動しています。この前は音楽番組で1位を獲得し、今回も良い成績を残していました。

今回のタイトル曲は「Scentist」ですが、初めて曲を聴いた瞬間、電撃が走りました。この曲はVIXXが次に目指す方向性をファンに教えてくれたのだ…と。

ではなぜ「Scentist」が次の活動の方向性を予想してくれる楽曲なのか?そのことについて書いていきます。

 

 

サビパートの低音化

VIXXのタイトル曲ではメインボーカルのレオ・ケンがサビをハイトーンで歌ってきました。他のメンバーが歌う場合でも、サビが高音であることには変わりません。それが今回ではサビのハイトーンを封印し、比較的低音になっています。サビをホンビン・ヒョクが中心となって歌っているのも初めての試みです。

 

 

カメラワークをフルに活用したダンス

パフォーマンスでも今までと違う点がありました。それは途中の振りで3人(または4人)が踊る部分です。今までは6人全員がステージの始まりから終わりまでずっと一緒に踊っていましたが、今回は途中でメンバーがはけて少ない人数で踊る部分がありました。よくセブチとかバンタンとかがやっているあれです笑

 

 

能動的な変化

VIXXはもうすぐレオ・Nの兵役を控えています。アイドルグループで脱退によりメンバーが欠けた場合、曲の方向性をガラッと変えてカムバックする方法はよく見受けられます。

一人一人のパートに対する責任は重くなりますが、メンバーの穴を埋める必要もないし、今までと決別して新しい道を歩んでいくという意味ではよい方法なのでは。

ただ以前の曲とかなり雰囲気が違っていて、初めの方はどうしても欠けているメンバーのことが意識されてしまいます。 

この方法は兵役でメンバーが欠けた場合にも取られますが、個人的にはあまり好ましくありません。なぜならまた完全体になったときに、兵役に行く前の方向性に戻ろうと思っても難しくなるからです。

 

またVIXXは「コンセプトドル」として唯一無二の世界観を構築しています。このコンセプトに魅力を感じている人も多いと思うので、人数が少なくなるからといって方向性をガラッと変化させるのはなかなかリスキーなのでは。

したがってVIXXには今までの世界観・曲の雰囲気を損なうことなく、メンバーの穴を埋めるような活動が求められてきます。というか、私がVIXXにはあんまり変わってほしくないのでそうしてほしいだけなんですけどね笑

 

そこで完全体の状態で今までのタイトル曲とはかなり変化を与えることで、兵役による受動的な変化ではなく、あくまでもコンセプトに応じた能動的な変化であると印象付けられるのではないかな…と感じました。

 

今回の活動を通して、VIXX側からファンへ向けて

「これからもVIXXは変わらず活動していくので、安心してね(/・ω・)/」

というメッセージを勝手に受信しましたので、たくさん曲を聴いて応援していきます笑

1回でいいからVIXXのコンサートに行ってみたいな…。