浅瀬のはずが沼でした

K-POPの上澄みをすすって生きています。

【MIXNINE】報告は秒で行おう

ゴールデンウイークも今日で終わりですね。沢山予定を立ててもあっという間に過ぎてしまって、やりたいことの半分もできていない気がします。たくさん予定を詰め込んで全然できなかった…と悲しむより、私には大きいイベントを1つクリアして今日はこれをした!と満足感に浸れるほうが良さそうです。

 

 

※attention!!

今日はMIXNINEのことを書きましたが、思ったより怒りの感情が強く出てしまいました。読んでいてご不快になりましたらすぐにブラウザバッグをしてください。

以下、記事になります。

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このGW中にMIXNINEデビュー白紙のニュースを耳にしました。様々な思惑や原因が絡み合ってこのような結果になったと思いますが、一番気の毒なのは出演者たちです。

 

努力しても本当にデビューできるか分からず先が見えない練習生。韓国芸能界でアイドルを目指す人なら誰もが通る道です。デビューしたけど思うような成績を残せず苦労しているアイドル。トップアイドルへの道が厳しいことなんてみんな分かっています。それでもアイドルとして活動して、大勢の人に自分のパフォーマンスを見てほしい一心で努力しています。

 

そんな人たちの不安に手を差し伸べるような形式でサバイバルオーディション番組は制作されています。

出演者は番組で勝ち残ればデビューできる。ファンは視聴者投票で自分の推しのデビューを支えられる。事務所は番組を通してファンを集め、活動資金を得ることができる。制作会社は話題を提供して視聴率を稼ぐ。みんなそれぞれ旨みがあります。超大手のYGが主催することもあり、出演者も番組で勝ち抜けば華々しい活躍ができるかも…と番組にかける思いも強かったと思います。

 

 

それがデビュー白紙になってしまった。本当に浮かばれない。YGからの報道資料を見て予想以上に怒りが湧いたのは、謝罪がその機能を果たしていなかったからです。

 

 

「番組成功にかかわらずどうやってグループを成功させるか話しあったけど、話がまとまらなかった」

「元の契約期間では活動の準備が間に合わないので、契約期間の延長の提案を提示したけど、事務所の同意を得られなかった」

 

グループ存続に関してあっさり手を引き過ぎじゃないですか?ファンへ向けて「現在こういう状況ですがあきらめず活動の方向性を模索しています」と誠意ある対応を見せていれば、まだ感情の落としどころはあったと思います。

本当にデビューできるのか?と不安に思っていたファンへのコメントも、ヤン社長のSNSの短い1文だけだったし、コメントの発表もなんだか遅くて軽んじられていると見受けられる部分がありました。

 

YGはアイドルがカムバックするまでに結構時間がかかりますが、まだ自分の事務所に所属しているアーティストだから我慢できます。というか我慢しようとしています。ファンはまたいつものことだからしょうがない、いい曲を出すためには時間がかかるから待っていようと自分に言い聞かせています。ただ今回は様々な事務所から集まってのグループ活動です。それで対応が後手後手になるのは色んな方面からかなり信用を失うのでは?

 

 

「各自の立場よりもお互いの立場を配慮しようとする雰囲気の中で会議をした」

知るかそんなもん。報道資料なのでこんな感じの文なのかなと自分を納得させようとしますが、なんとかデビューさせようとする気迫が文章から全然伝わってきません。

 

 

発表された報道資料から、自分たち(YG)は精一杯努力したので悪くありませんというようなニュアンスを読み取ってしまったので、誠意が感じられず思った以上の怒りを感じているということです。自分でもこの怒りの感情にびっくりしているくらいです笑

 

 

救いがあるとすれば、この番組を通して各出演者がファンを獲得できたことでしょうか。芸能界にとってファンはなにより大切な存在。ここで獲得したファンをいかに逃さず長く応援してもらえるか、各事務所は対応を間違えず誠意を持ってこれから活動してほしいです。

 

 

結論:誠意のある対応=報告が速い